CPU
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最終更新日:2014/09/03
用語
CPUに関する言葉と、CPU交換に気を付けた方がいい内容
ソケット
CPUをマザーボードに挿すところの形状。LGA1156、SocketFM3+、SocketAM2など。数字が大きければ数字の小さいやつを兼ねているなどということはない。形式が違えば使用することはできません。
TDP
熱設計電力(W)のこと。マザーボードによってはTDPが制限されており、ソケット形状があっていてもCPUが使用できない場合もあるので注意が必要。
コア数
コアは演算処理する回路のこと。昔は1つのCPUで1つのコアしかなかったが、最近ではCPUに複数のコアを搭載しているものが多い。たくさんコアがあると、同時に複数の演算(処理)が可能になる。複数コアがあることをマルチコアと呼び、コアが2つでデュアル(Dual)コア、4つでクアッド(Quad)コア、6つでヘキサ(Hexa)コア、8つでオクタ(Octa)コア、10個でデカ(deca)コアと呼ぶ。
複数のコアでの同時演算は、プログラムがマルチコアに対応していなければならない。
グラフィック内蔵
グラフィック機能を内蔵したCPUでは、ビデオカードを必要としない。安価にPCを組みたい場合には大変重宝するが、性能はそこそこ。メモリもメインメモリを使用するので、メインメモリの容量や性能に左右される。高負荷なゲームをしたい場合は、グラフィック内蔵であってもビデオカードを用意した方がよい。
周波数/最大周波数
CPUが動作する周波数。高いほど性能がよい。ただし、周波数が高いことは熱設計電力も高くなる。電力や熱のことを考慮し、あまり負荷のない状況では基本周波数で動作し、負荷が高くなると最大周波数まで動作を上げるものが多くなっている。それゆえ、基本周波数が高ければよいわけではなく、最大周波数が高い方がよい。
CPUの種類が異なると動作の内容が違ってくるので、周波数が劣る高機能な最新CPUなら、高周波数の低機能・旧型CPUより、処理が早いことが多々ある。
CMOS
マザーボードに保存されているマザー ボードの設定データを保存する箇所。CMOSクリアとは、この設定を消すこと。一般にCPUを換装(交換)したら必ずCMOSはクリアしておいた方がよ い。PCの電源を抜き、マザーのCMOSクリア用ディップスイッチを設定し、数秒後元に戻せばよい。また、CMOSクリアした後は必ずBIOSで時計を合わせたり、設定内容を確認しておこう。