AMD FX 8300 と PhenomⅡX6 1055T比較ベンチマーク
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TIPS
AMD PhenomⅡX6 1055TからFX8300に換装しましたので、ベンチをば。
CPU-Zでの確認。CPU。
電圧、コア数、クロック、キャッシュなど多くの項目が変わっています。
おや、FXのコアスピードが変ですね。1400MHz(1396MHz)しか出ていません。
おやおや、1055Tのコアスピードも800MHz(798MHz)しかでていません。
全力でアイドリング状態のようです。
#働かせながら撮ればよかったと反省。
キャッシュ。
コア数の変更(6→8)とキャッシュサイズも変わりました。
メインボード。
メモリ。
ノースブリッジの動作周波数(NB Frequency)が少々変わっています。誤差かな。
SPD
メモリに登録されている動作情報です。
グラフィック
グラボも変わっていませんから、変化はありません。
次にベンチ
ALU(四則演算や論理演算など算術的な処理を行う回路)の性能が伸びていますね。
FPU(浮動小数点演算処理装置)はそれほど変わりません。
メモリ速度が大きく向上しています。
PhenomⅡではPC3-10600 (DDR3-1333MHz)で使っていたメモリですが、AMD FXはPC3-15000(DDR3-1866)まで対応しています。ただしこれはOCの場合で、定格はPC3-10600です。つまり変わっていません。
この向上はおそらくキャッシュのおかげでしょう。
HDDには変更はありません。数値の違いは誤差でしょう。
以下グラフィックです。こちらも変更はありません。
実際の動作で計測してみましょう。
30分程度のHDサイズのMPEGを24分に切り貼り編集してみました。
4分9秒だった変換が、4分23秒に伸びている!...なぜかなぁ。コアクロックが本気じゃないのかなぁ。
MPEGをDVDに変換です。今度は動画のサイズやエンコード形式の変更があります。
24分32秒かかっていた変換が21分38秒に短縮されました。こっちはコアクロックが本気動作したのか、それともCPU性能の向上が功を奏したのか。
なかなか面白い結果になりました。
普段使いでも、きびきびと動作しているように感じます。
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